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--プロフィール--

春乃 一颯(はるの いぶき)

性別*男
年齢*35歳
身長*168cm
体重*59㎏
血液型*AB型
性格*能天気
好きなもの*湯葉/お酒(特にビール)/煙草
苦手なもの*空腹/雨/雷
誕生日*8月11日
イメージ動物*無理して強がっているリスさん
イメージ花*紫の菫「貴方のことで頭がいっぱい」
イメージカラー*江戸紫色


「俺は、お前たちが元気で過ごしてくれるだけで幸せだよ…」

口調*呑気な人のこともあり少し伸ばし棒が多め/基本ため口/ときどき敬語
一人称*俺
二人称*きみ/あだ名つけちゃう/
~ちゃん/~くん/~さん
趣味*裁縫(特にぬいぐるみ作りが好き)
特技*レクリエーション
悩み*悩みと思わなければ悩みじゃないからとくに悩みなし


とにかくいつでもお気楽で能天気な青年。
自分のこととなると、とてもいい加減。自分が傷付けられることや自らの死は全く恐れていない。しかし、自分が信頼した人や大好きな人に危害が及ぶことや、彼らの死を非常に恐れている。
保育士、介護士経験あり。子どもや老人が楽しめるレクリエーションゲームをみんなでやるのがとても好き。
とにかく人懐っこく、初めて出会う人でもすぐに仲良くできる人。ウソやウソの笑顔も大得意。



--人物詳細--

養子だった。
のちに母となる女性は流産や死産を重ね、不妊治療や人工授精や体外受精なども行っていった。しかし、何度も努力を重ねても、子どもができなかった。
不育症の可能性があるとまで言われてしまう。
さらに、子宮腺筋症という病気もひどくなり、子宮を全摘することとなり、子どもが作れない身体になってしまった。

以前から考えていた特別養子縁組を決め、講習等をし、念願の赤子を引き取ることができた。
それが、のちの一颯となる。しかし、夫は愛する妻との子どもではないのであまり興味を示さなかったが、愛する妻の願いは叶えてあげたかった。
そんな2人に一颯は引き取られ、健やかに育てられた。

父と母と3人で暮らし。
母はとても一颯のことが大好きで、とっても優しかった。そんな優しい母が一颯も大好きであった。父は一颯のことよりも、母のことが大好きであった。一颯のことはそこまで干渉せず、特に一緒に遊んでもくれなかった。しかし、一颯は母と一緒にいるときの優しい笑顔の父が大好きであった。

一颯が4歳の頃、大好きな母は車にひかれて死んでしまった。その日、父は一颯を何度も殴った。なぜならば、愛する妻はボールを取りに走った息子を守ろうと自分を犠牲にして死んでしまったからだった。

それから一颯は、父から多くの暴行を受け続けた。日に日に食事もくれなくなり、痣や火傷の痕も多くなっていく。しかし、一颯は嫌われてはいても、好かれようと必死だった。大好きな母と一緒の時の優しい笑顔の父が大好きだったから。
父は一颯を殴るときにいつも「子どもができなくても、ずっと愛していたのに」と泣いていた。一颯にはそれがどういう意味なのかわからなかった。

ある日、父は妻の写真を大事に持って、お風呂場で手首を切って死んだ。
しかし、5歳の一颯には父が死んでいることがわからなかった。声をかけても動かない父は、寝ているのだと思い、お腹がすかないように、残っていたカップラーメンを作り、父のそばに置き、父が食べるのを待っていた。

父はしばらくしても起きなかった。だんだんと父から臭いがするようにもなってきていた。それでも一颯は外には出なかった。骨ぼってしまった身体、まだ残っている痣や火傷などの傷痕を誰にも見せたくなかったからだ。
その日以降、一颯の記憶はない。


一颯は目を覚ますと、そこは病院だった。
身体はほとんど動かすことができなかった。一颯が目を覚ましたのに気付いたのは近所にて和食屋さんを営んでいた60代の夫婦だった。母が生きていた頃によくご飯を食べに行ったり、少しだけ遊んでもらっていた。
しっかりと一颯の手を握って、「よく頑張った」と目に涙をためて、一颯を優しく撫でてくれた。
この優しい夫婦が、両親がいなくなってしまった一颯を引き取ってくれた。

のちに聞くと、一颯の家から強烈な臭いがすると通報があったようだ。警察等が来たときには、お風呂場で強烈な死臭のする腐った死体の父親と、ひどい脱水症状と餓死寸前の一颯がいたとのこと。

それから一颯は長期入院し、退院後は夫婦の家に引き取られた。
夫婦はとても優しく、学校にも通わせてくれた。一颯はなんとか彼らの負担にならないようにと、幼い頃から、その夫婦が営んでいたお店のお手伝いをしていた。


一颯が中学にあがると、すでに夫婦は70歳を越えていた。一颯を高校まで行かせてやりたいと、2人は包丁が持てなくなるまで和食屋を続けようと、70歳を越えていても仕事を続けていた。
一颯はうれしいという気持ちと、自分が成長していく度に、ますます老いていく2人に、また自分だけ置いていかれてしまうと思い、2人と同じ時間に一緒に死にたいと、2人の殺人と自殺を試みようとしていた。

そんな時、常連さんの男性に声をかけられる。
いつも以上に頭が混乱していて、時おり過呼吸になっていた一颯だったが、男性は優しく手を握ってくれ、悩みをたくさん聞いてくれた。
そして、男性は自分のお仕事のお手伝いをしないかい?と言った。男性のお仕事はレクリエーションインストラクターだった。

今回は介護施設なんだと男性は言った。介護施設だけでなく、保育園や学童などにて、楽しめる遊びを通して参加者同士の交流やコミュニケーションを促すのだと言った。
それから、一颯はお手伝いも含めて、レクリエーションや介護や保育と出会う。

 

 

続き作成中…