非公式創作設定


--プロフィール--

ひまり(フルネームわからず)

性別*女の子
年齢*推定5歳(享年6歳)
身長*97cm
体重*14㎏
血液型*わからない
性格*大人しい
好きなもの*ぬいぐるみさんやお人形さん/ゆーま
苦手なもの*痛いこと
誕生日*わからない
イメージ動物*表情が全くない猫さん
イメージ花* 白の彼岸花「また会う日を楽しみに」
イメージカラー*純白色



「ゆーま…ひまりだけを愛して…」

口調*何かを諦めているような少し投げやりな口調/基本ため口
一人称*ひまり
二人称*あなた/名前を短くしちゃう
趣味*ゆーまを見つめること
特技*ゆーまが来てくれるまで待てること
悩み*ゆーまとずっと一緒にいたいけど、どうしたらいいのかわからないこと


優しい父と母が大好きな笑顔いっぱいな少女。身体があまり丈夫ではなかった。
裕福ではなかったが、父が誕生日に買ってきてくれた、ぬいぐるみやお人形と遊ぶのが好き。
いつの間にか、ゆーまと過ごしていたが、なぜかとても優しくしてくれるゆーまが大好き。でも、ときどき、ゆーまの表情が変わることがあるのが少し怖い。


--人物詳細--

優しい母と父の間に産まれた可愛らしい女の子。
可愛らしい笑顔で優しく抱きしめてくれる母と、力持ちでいつも肩車してくれる父が大好きだった。
ひまりが1歳の誕生日に、父がくまのぬいぐるみを買ってきてくれた。2歳にはきせかえ人形さん。ひまりは、大好きな父が買ってくれたぬいぐるみさんとお人形が大好きだった。
寝るときは、いつもぬいぐるみさんとお人形さんと一緒に寝ていた。

しかし、ひまりが3歳になったある日、すべてが変わった。
ある日の夜に起こった。母の聞いたことないような悲鳴で、目が覚めた。目を擦りながら、ぽつらぽつらおぼつかない足取りで、ぬいぐるみさんを持って、母の声がした場所へ行くと、大好きな父が血だらけになって倒れていた。
母が泣きながら父を抱きしめている。

ひまりには、何が起きているのかわからなかった。知らない男がこちらを見ている。
血だらけになっているナイフを持って、ひまりの元へ走ってきた。動けなかった。
とっさに目を閉じ、痛みを感じないと思い、目を開くと、大好きな母が目の前でナイフが刺さったまま倒れた。

ひまりは、そこから何も覚えていない。
どうやら、気を失ってしまったようだった。


目を覚ますと、何も覚えていなかった。
名前も覚えていなかった。言葉もうまく話せなかった。目の前には、自分の手を大事そうに握る知らない男がいた。
なぜか、男は泣きながら、ひまりのことを抱きしめてくれた。
ひまりは最期まで思い出せなかったが、父や母が抱きしめてくれていた記憶がほんのりと残っていたため、抱きしめられるのは大好きだった。

ぬいぐるみを持っていたようで、男はそのぬいぐるみをみて、ひまりの名前を教えてくれた。
そして、男の名前は「ゆーま」と言うらしい。そう呼んでほしいと、男に言われたため、ひまりはその通りに従っていった。

ゆーまは最初はとても優しかった。
愛しそうにひまりの名前を呼んでくれるゆーま。優しく抱きしめて頭を撫でてくれ、優しくキスをしてくれるゆーま。優しく包み込むように愛をくれるゆーま。ひまりの頭にも身体にもゆーまの愛がくることに、ひまりは満足していた。
ひまりは、そんな恐ろしいくらいに優しく愛してくれるゆーまが大好きだった。

しかし、ゆーまと一緒に過ごすようになって1年ほどしてから、少しずつわかってきた。
ゆーまは、ひまりではない誰かをひまりに被せて愛しているんだと。
初めはそれでもいいと感じた。しかし、愛を育む際に、ゆーまが心を込めて名前を呼んでくれるとき、自分を見ていないのに愛をくれる姿にゾッとした。

なんでひまりではないんだ。
誰と重ねているんだ。

それから、自分のことをみてほしくて、1度拗ねてみた。すると、ゆーまは勢いよくひまりを殴り、大声で「彼女は違う、僕のことを否定することはなかった!!キミは彼女だろう?!彼女になってくれるはずだろう?!」と、叫んだ。ただただ殴られ続けた。

ひまりは理解ができなかった。あんなにも自分を愛してくれたゆーまがこんなにも怒るなんて。そうだ、この怒っているのはひまりに対してではない、ひまりではない誰かに怒っているんだ。
ゆーまは怒るだけでなく、数日はひまりに食事を与えなかった。それらが数多くなっていった。


それから、なにか少し変わっていった気がした。でも、いつものようにゆーまに愛してもらえる。ゆーまはひまりだけを愛していると心の底から思った。
たびたび、同じ顔をしたゆーまに殴られているヒトをみたことがあった。ただしそれは自分ではなく、ゆーまに好かれていない残念なヒト。

ひまりはゆーまに愛されている。こんな殴られることなんてなく、また明日もゆーまに愛の言葉を囁いてもらえる。なんて幸せなんだろう。
(妄想と現実がごっちゃになり、ストックホルム症候群に陥っている。)


ある日、ゆーまが倒れた。
苦しそうなゆーまの過呼吸。ひまりはなにもできなかった。ただただ細くなってしまった身体でゆーまを泣きながら抱き締めた。愛してくれたゆーまを離したくなかった。

気がつくと、目の前に同じ顔をしたヒトがいた。そのヒトは、わたしはゆーまとひまりが大キライ。と言った。その後の記憶はなく、目の前が真っ暗になる。(ひまり死亡)
(のちに陽向になる憎む気持ちの存在に身体が乗っ取られ、のちに杼景になる苦しみの存在と一緒にひまりの身体をなぜか、2つ奪うことができた。)